《MUMEI》

双子は、お互いに顔を合わせ微笑み、ポケットから封筒を出し、中身を床に落とした。



あたしはその中身を見て、時が止まればいいのにと思った。




なんで
こんなのが…。



どうして
双子が持っているの…。



その中身は
整形前のあたしだった。


ブスでデブなあたし…。


別人なあたし…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫