《MUMEI》
一歩【愛】
今日の部活は新川高校で試合。


最悪だぁ…


「愛理ちゃんおはよう!」
「なんか尼井田感じがちがう?」

「おーわかった?かみ黒にもどした!」

「優しいお兄さんみたい」
「そう、そうか?」

尼井田照れてるかわいい

わたしはだんだん彼がわかってきていい友達って思ってる。

私はまだ佑チャンを諦めてないから尼井田はまだ友達だ。


尼井田は怖い顔をして2階の選手控室を睨んでいた。
「どうしたの?」

「いやなんでもないよ!」
ニコッとわたしに笑顔を見せた。

「じゃあ俺練習あるから!」

「うん!頑張って!」

私は一歩ずつ尼井田にちかずいてる。

でも佑チャンと私は一歩ずつ離れてる…。


2階の控室にいる佑チャンを私は黙って見上げてた。

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