《MUMEI》
愛しい君へ
,





目を覚ました時………





時刻は8時3分くらい。






俺の手は秋菜の小さな手にしっかり握られていた。





ずっと




此処にいてくれたのか??





俺の手を




握っていてくれたのか??






気持ちよさそうに眠る愛しい愛しい君。






綺麗な茶色い髪は太陽の光に照らされていた。







俺はそっと、







秋菜の頬にキスをする。








そしてそっと囁く。







「愛してる…………」










世界一愛しい。







君はずっと俺のもの。








例え……









俺が













この世界からいなくなったとしても―………












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