《MUMEI》 新しい記憶「ユージ。」 『なんだ?』 「お風呂とは、前に話していたやつだよな。」 『あぁ。』 「そうか、私もお風呂に入れるんだよな。」 『あぁ。』 テンアは、とても嬉しそうな顔をしていた。 俺にはそう見えた。 いや俺だけではない、アキラやシンヤもそう見えたはずだ。 俺たちが教えたお風呂、これはテンアに新しい記憶。 前へ |次へ |
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