《MUMEI》
誰?
ここでわぁわぁしていても、埒があかない。

「おい、その寝てる客ってのは、男か、女か?」



「お…女の方だと思います。」


女?なら大丈夫だ。     俺はあんまり喧嘩は強くないが、どんなにガラが悪そうな奴でも、さすがに女になら勝てる。



それに、話しを聞いたかんじだと、ホームレスか、何かだろう。


てきとうに、説教でもして、説き伏せてやる。


俺は、意気込んでソファーの方に向かった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫