《MUMEI》
告白
『…だって…自分の名前が…出てくるとか…おもわねーじゃん?普通…』


そっか…
『アハ…驚かせちゃってゴメンね…。返事はいつで…』
木名瀬君があたしの口を抑えた。

『いあえうん【木名瀬君】?』
『返事は今する』


木名瀬の目は真っ直ぐあたしを見ていた。







『俺も…三上の事…好き…』

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