《MUMEI》
かなっ!………(-"-;)
「へぇ〜キリヤくんって言うんだ?ね、ね!いくつなの?なんで若そうなのに雷斗くんみたいじゃないのぉ?」


俺は、何故かキッチンで、ハムエッグとオニオンスープを作っていた。


三人分…。


「手厳しいな。ファウちゃん…キリヤはね特殊なんだよ…」

「…特殊ってなんだよ…」
俺は完全に疲れていた。まだ仕事も、山積みにあるのに…。

「あのねぇ〜ファウ的にはねぇ、おじさんっぽい。っかな!」

なにが「かなっ!」だっ。ふざけやがって。


「…お前、ほんとだったら、警察に突き出してもいいんだぞ…」

朝ごはんまで、作らせやがって。


「けっ…警察…っやだぁ」

なんだ?こいつ…


「なんでぇ?べつにいいじゃん。一泊くらい。ロビーなんて夜中使わないと思ったから、ファウちゃんに俺が、薦めたんだぜ?」


は?いいわけねぇだろう。

「お前の仕業かぁ!…よし、解雇。」

俺は、疲れたんだ。

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