《MUMEI》 「…なんだ…事情って…」 とくに、事情があるかんじには、見えなかったが…。 「ファウちゃん。自分で話せる?」 なんだこいつら、仲良くしやがって。 「…ファウ…。」 ファウナの言葉はそこで止まった。 そして、ちょうどいい具合で、朝ごはんが出来上がった。 「…まぁ、いいから、なんか喰っとけ。おなか、すいたんだろ?」 なんだか、小学生と話しているような心地だった。…いや、俺は子供なんぞ、嫌いだが…。 「ぅ…ん…ありがとうキリヤくん…。あとね。ファウ…チェリーソーダも飲みたい。」 「自分で、買ってこい。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |