《MUMEI》
失望のトップ交替
オレンジ色のゼッケン19の NSR は、バック・ストレートをグングン伸びてゆく!

ガタイの良いラパイド2号に比べ、成長途中の小柄な身体の金髪小僧の方が、マシンへの重量負荷が小さいことも手伝った。

オレが102周目に感じた違和感の正体はこれだった。

(※359章参照)


そーいえば岡ヤンも小柄な方だ。

(オレは兄貴と同じDNAを持っているので少し重い…。)


懸命に逃げるラパイド2号の抵抗も虚しく、一気にアウト側から並び掛ける!


見守る誰もが息を飲んだ…!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫