《MUMEI》
話は戻って…
118周目…

そろそろオレが走り始めて40分が経つ頃だ…

(でもこの周回では未だピットインの指示は出ない筈だ…)

…と思いつつも、念のため兄貴から指示が出ていないか確認することにした。


オレはホーム・ストレートの途中でピットの方へ目を移した。


すると…

何故か其処に兄貴の姿は無く、代わりに立っていたのはツナギを着た岡ヤンだった。


(なんで…!?)

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫