《MUMEI》
独白
どれくらい時間が経ったのだろう。

そろそろこの倫理的にある筋から糾弾される傾向にあるゲームも飽きてきた。

音楽でも聴こうかな。僕はそう思い、携帯ゲーム機の電源を切った。

『ふぅ…』

無意識に溜め息を吐く。そしてゲームの影響で若干覚醒した目で周囲を見渡す。乗ってきた時よりも車内はさらに空いていた。

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