《MUMEI》
命令
甲賀では、ある夜、長老の影成が皆を集めて話をしていた_________
<伊賀の里に忍びこみ巻物を盗む様、命じる>
_______
<気付かれたら殺せ>
_______
≪はい!≫
_______
風雅は悩んだ・・・・・・・・

≪このままでは紅玉が殺されてしまうかも知れない・・・・≫
______________
その時だった・・・・・・・・後に蝶妖が居て
蝶妖の読心術で見破られてしまった・・・・!


蝶妖は優しく微笑んで、こう言った_____
≪よりにもよって相手が悪いのではないかしら?≫


≪・・・・・≫


≪その様な事、影成様が、お許しになる訳ございませんわ≫

≪・・・・・≫


≪どうするおつもりですの?≫


≪やはり蝶妖さんには、お見通しの様ですね≫


≪お相手願います≫

≪そう、どうしても私と戦うって事かしら?≫

≪はい・・・≫

≪秘密を守りたいのね≫


≪いいわ、受けて立ちましょう≫

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