《MUMEI》
蝶妖と風雅の対決
蝶妖は深呼吸すると次の瞬間

凄い数の蝶達に囲まれていた


そして一斉に蝶達が風雅に向かって来た


風雅は素早く地面に円を描き、真ん中に立った


風雅はくるくると回り、みるみる竜巻を起こした


蝶妖も今度は蛾を送って来た


風雅にも蛾の粉がかかる
すると、着物が溶けている


風雅は更に突風を送った


蝶妖が自分が送り出した蛾の粉を逆に被って溶けていった


風雅は


<自分の傷は隠せても、蝶妖の死は隠せない______________>
と、思った・・


風雅は、とりあえずその場を去った


<どうしたものか・・・・ 俺が知らん顔などしていたら皆は、きっと伊賀の仕業だと思うだろう・・・・ そうなったら紅玉が危険だ・・・・・・・・>


風雅は考えて考えて決心した


<甲賀を・・・ 自分の仲間を全員殺す・・・>

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