《MUMEI》
遊蜜と蛍火
続けて風雅は遊蜜と蛍火を樹雷と雪之源の事で話があると言って呼び出した


二人は不安そうに聞いて来た


<実は・・・・
遊蜜と蛍火には言いにくいんだが樹雷と雪之源は絵馬の事を好いているんだ・・・・・・・>

≪えっ?≫
≪エッ?≫


二人は唖然としていた


≪私達、確かめて来る・・・≫


二人がそう言う事は分かっていた


風雅は


<駄目なんだ・・・・・・・・ 二人から頼まれたんだよ>


≪納得いかないわ≫


風雅は大きめな円を描いて遊蜜と蛍火を放り込んだ


≪何するの風雅!何のつもり!≫


遊蜜は虫達を呼んだ、蛍火は体を蛍光色に光らせ火を放って来る


遊蜜が呼んだ虫達で、辺りがざわめく


風雅は火の攻撃と虫の攻撃に耐え、二人を竜巻の中に巻き込んだ
そして突風を何度も何度も送り・・・・・・・・・・・・・・
二人は遠い空の彼方からドスンと落ちて来た


ボロボロで見るに耐えなかった


<遊蜜・・蛍火・・ごめんな・・・勘忍してくれ・・・・・>


風雅は涙を流し二人に謝った

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