《MUMEI》 紅玉紅玉の姿だった・・・・・・・・・≪君の為に俺は、ここ迄来たんだ・・・≫ 紅玉が近くを通った隙に紅玉の腕を引っ張った___________≪キャア・・・≫ 紅玉は風雅を見て驚いている・・・・・・・・・・・・・・・ ≪風雅?気は確かなの?伊賀の里に来るだなんて無茶だわ≫ 風雅は甲賀の忍を全員殺した事を話した__________ 紅玉は信じなかった____________ 信じない所か、もう触れられるのも嫌だと言う感じだった_________ 何故?何故だ?君の為にやったのに・・・・・・・・・・・・ 紅玉は風雅を見て≪所詮、貴方は甲賀の忍・・・・・・・・・ 私とは合わないわ≫と、言った_____________________ ≪何故?そうなるんだ・・・・・・・・・・≫ 甲賀が滅びた事を何故、確かめてくれない?!_________________風雅は、もう何処へも帰れなかった_________ こんな恋の為に自分の全てを失ってしまった_______________ ≪俺は紅玉を許さない!殺す!紅玉を殺して俺も死ぬ・・・・・・・・・・・・・・・・・≫ 伊賀の里から紅玉を連れ去り谷へと降りる_________ 風雅は谷で紅玉と決別する事しか考えていなかった____________ ≪紅玉、君の為に全てを捧げて来たのに・・・・・・・・・・・残念だ・・≫ ≪私と戦う気なのね?≫ ______________ ≪それしか無いんだ・・・・≫ ______________ ≪風雅、分かったわ・・・・・・・・さぁ、始めましょう≫ 紅玉が玉を連打して来た__________ 風雅は甲賀の憎しみを込めて大きな円を描いた______________ 紅玉の連打には余裕で耐えられた_________耐えられないのは紅玉の気持ちだった________ 風雅は竜巻を起こして紅玉を巻き込むと、更に突風で煽った_______________ 遠い空の彼方に竜巻は消え、暫くしてからドサッと紅玉が川に落ちて来た・・・・・・・・・・・・・・・・≪あぁ・・こんな筈じゃなかったのに・・・・ 紅玉・・・さようなら紅玉・・・・・・≫ 風雅は、紅玉を殺したら自分も死ぬ気だった________ しかし、甲賀が全員滅びるのに伊賀が健在なのが急に許せなくなった・・・・・・・・・・・ ≪俺は、もう失うものなど何もない・・・・≫ 伊賀も滅ぼそう_____________! 谷で紅玉の死体を見ながら風雅は思い直った________ 前へ |次へ |
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