《MUMEI》 完成オーブンを開けると、チョコの甘い香りが辺り一面に広がった。 『わ〜いい出来〜♪』 あたしは冷めるのを待ってからオーブンから取り出した。 ハート型の型から少しはみ出ていることを除けば、いい出来である。 あたしは溶かしておいたチョコを上からかけ、溶けないうちに、白いチョコペンで《木名瀬君へ》と書いて回りにハート型のチョコを散りばめた。 『よしっ』 あたしは残ったチョコをぺろりと舐めた。 100円ショップでもので揃えたラッピングをした。 ピンクの包み紙に水色の紙袋、リボンは赤。 全部を終えると、10時半になってしまい、あたしはバックの横にチョコを起き、お風呂へ急いだ。 前へ |次へ |
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