《MUMEI》 ジュウネンゴ約十年経って僕、並木涼哉(なみきりょうや)は17歳になった 生まれ付き心臓病だったが、治療の末、ほとんど発作が起きなくなった 父親が再婚するにあたり、日本へ帰ってきた 「十年ぐらい経ったな」 ・・・・懐かしい それもそのはず。ここは幼いときを過ごしたところだから 「あいつは元気かな〜?」 「お兄ちゃん、あいつって誰?」 そう聞いてきたのは義妹の琉衣(るい)だ 「幼いとき遊んでた子のことだよ」 僕はそう返した 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |