《MUMEI》
エピローグ
オレはいったい何してんだろう…





高校を出て勉強をしたくないという理由でただなんとなく就職した。日々同じことの繰り返し…つまらない!つまらない!!つまらない!!!!
趣味もないしこれといった取り柄もない。顔は中の下、何をやっても人並み以下。死のうと思ったこともある。だけどいざ死のうとすると恐怖で足が竦む。俺は駄目な人間だ。そして渋谷のど真ん中俺は壊れた。
「ぁぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!。」




俺は周りを見渡してみる。まるでめずらしい物見るかのように俺はジロジロと見られ中には俺を見て笑い出す奴もいる。周りの視線が痛い。正気を取り戻した俺は急に恥ずかしくなって来て全力疾走で駆け出した。
ハァハァハァハァ
「くそ、何で俺はあんな事したんだ。」頭の中がパニックになって後悔の念に襲われた。いつもそうだ、あそこでやめればよかったとかあの時やっとけばよかったとか何をしても後悔することばっかりだ。やっぱり俺は駄目な人間だ。帰ろう、帰って風呂入って寝よう。明日になれば忘れてるさ…きっと…。

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