|
《MUMEI》 救世主その時、ホーム･ストレートをゼッケン１９のオレンジ色の NSR が通過していった。 現在トップの金髪小僧だ。 奴は、ストレートで YSR を抜きざまに肘を当てていった。 相変わらずバックマーカーに喧嘩でも売るような、横暴なパッシングを繰り返している。 ゼッケン９の監督『誰かあのバカを黙らせるヤツはおらんかのぅ？』 監督は何か言いたげにチラリとオレの方を見た…。 オレと目が合った…。 オレは何故かギクリとして、とっさにコース上の岡ﾔﾝに視線を移した。 すると… そこには切れ味鋭いコーナーワークでＳ字クランクを立ち上がる岡ﾔﾝの NSR がいた…。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |