《MUMEI》 歩と海到着〜麗羅視点〜 カルボナーラが完成した。 結構いい感じに仕上がったかな? 作ったカルボナーラを 綺麗に盛り付け最後に温泉卵を乗っけた。 「わぁ〜美味しそうだね☆」 栄実が私に笑顔を向ける。 『ありがとう・・・。』 嬉しい言葉のはずなのになんだか 素直に喜べない。 "麗羅には関係ないでしょ" この言葉が私の頭に焼き付いて離れない。 私の暗い空気を取り払うかのように インターホンが鳴らされると同時に 「おっ邪魔しまぁす♪」と元気のいい歩の声。 「あっ!歩っちと海だ☆ 麗羅行こっ☆」 っと栄実に腕を引っ張られ玄関へ。 「麗羅チャンやっほ〜♪ お邪魔しまぁす♪」 「2人ともおはよ☆ お邪魔します☆」 っと言って歩と海が靴を脱ぎ始めた。 そしてカルボナーラが待つキッチンに4人で向かう。 前へ |次へ |
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