《MUMEI》

突然、椅子に座っていたえりあしの白い男が立ち上がり、吉田にゆっくりと歩みよってきた。
吉田は自然に後退した。後ろに飛ばされた椅子が、キィ、キィと音を立てている。
「やばい・・・」
心の中で叫んだ。
男は吉田の前に立ち、見下ろした。
鼻を突く香水のにおいがした。
そして、うつむいている吉田に男は手を振り落とした。

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