《MUMEI》

そこは暗くて、見たことのない部屋だった。


あたしの右隣に2段ベッドがあり、双子が寝ていた。


本当に
夜なんだ…


この変なやつって
魔法使いなのかな…。


「では殺しますよ。」


「うん。」


あたしの
心臓は
ドキドキしていた。


僕はいつもの鎌を出し、双子が寝ているベッドに近づいた。


「売買開始です。」

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