《MUMEI》
上の空
    〜歩視点〜


麗羅チャン家くるの2回目だぁ〜♪


幸せな気持ちに胸を弾ませながら


廊下を進んで行く。


んっ??


なんだこのいい匂いは・・・?


「麗羅チャン、なんかいい匂いするね♪」


っと俺が尋ねると


「歩ったらやらし〜☆


麗羅チャンのシャンプーの香りでもかいだの?」


っとふざけた調子で海が笑う。


「えっ!歩っち臭いフェチなんだ〜☆」


っと栄実も笑う。


肝心の麗羅チャンは、話しかけられたことに

気がついてない様子で上の空。


・・・・・???


どうしたんだろう?


話しかけようと思ったところで


リビングに着き、言葉を飲み込んだ。

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