《MUMEI》 星の降る夜中学最後の夏休みも後半に差し掛かり、後は学童の手伝いで行くキャンプのみの予定となった。 (・・・特に楽しかったってのは、無かったな。今年も普通に終わっちゃった。) そう思いながら、バスに揺られて二時間半・・・― 『うぇっ、気持ち悪っ』 『みぃちゃん大丈夫?』 からかいながら、有紀が話しかけてきた。 『もう、ダメ先に逝って来ます。』 『な〜に、ゆってんの!!晩ごはん作らなきゃ!いくよ!』 『悪魔ぁぁぁ〜』 2人は、はしゃぎながらバスから降りて泊まる家へ向かった。 前へ |次へ |
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