《MUMEI》

しかし…

普通ならアクシデントを警戒して、無理に仕掛けるような真似をしないのが鉄則なのだが…

ラパイド2号の立場で考えてみると、あまりここで時間を費やすのは得策ではない。


何故なら、こうしている間にも3位のマシン…

岡ヤンの NSR が、猛烈な勢いで追い上げてきているからだ。


追い詰められているのは、パンチパーマだけでは無い。

ラパイド2号も、一刻も早くトップを奪い返し、ゼッケン8のマシンとの差を拡げて置きたいところだろう。

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