《MUMEI》
ラパイド2号の焦り
端から見ても気の毒なくらい、ラパイド2号は焦っていたと思われる。


無理矢理にでもオレンジ色の NSR をパスしようと、1コーナーのインをこじ開けにかかるが、強引にインを閉めるパンチパーマの術中に嵌り、敢えなく失速を余儀なくされる。


ラパイド2号(お前と遊んでるヒマは無え!!…さっさと譲れ!)

パンチ(オドレ!差したらコかすぞ!)


…そんな物騒なやり取りがピッタリとハマりそうなほど壮絶なバトルだった。

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