《MUMEI》

俺はとりあえず、近くにあった杖を手に取った。


『なぁこれ、どうやって使うんだ?』


「そんなこと私に聞くな。」


「これはこうやって使うんですよ。」


店長のキランさんが、別の杖を取り言った。


「火よ怒れ!」


すると杖の先から、ライターのように火が出た。


「うわぁすごい!」


『魔法の杖ですね。』


「はい。」


店長のキランさんは、優しく微笑んだ。

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