《MUMEI》 「店長さん、これはどうやって使えばいいんですか?」 アキラは、硝子のようなもので造られた羽ペンを持っていた。 「はい。空中に文字を書いてみて下さい。」 アキラは、空中に何かを書いた。 「何も見えねぇぞ。」 『シンヤきっと、これから見えるんだ。』 俺は小声でシンヤに言った。 「次に、ペンについている羽で書いて辺りを、掃いてみてください。」 すると、金色の文字が浮かび上がってきた。 前へ |次へ |
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