《MUMEI》

【アキラ】

と空中に出た。


「このペン凄いですね。全部キランさんが造ったんですか?」


「全部ではないですけど、少しは私の手作りです。」


「わぁ凄い!」


キランさんの頬が、少し赤くなった。


それから俺たちは色々試したが、お金を持っていないことに気づいた。


もしかすると、テンアが少しは持ってるんじゃないかと、小声で聞いてみた。

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