《MUMEI》

レースのクライマックスに訪れた1位2位のマシンが絡む突然のクラッシュ劇に、誰もが我が目を疑い息を飲んだ…。


ゼッケン1のピット前は、呆然とチーム・クルーの男達が佇んでいた。


トップに踊り出てから僅か数十秒…


天国から地獄への急降下を味わったショックは、察するに余りあるだろう。


だが…

たとえ彼らのチームと親密な仲であったとしても、オレ達が彼らに掛ける言葉は無い…。

何故なら、それは嫌味にも取られ兼ねないからだ…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫