《MUMEI》

『どうしたんだ、テンア?』


「次に行こう。」


『えっ?』


テンアのやつ
どうしたんだ?
いきなり…。


『分かった。他の店にも行くか。』


「そうだな、金が手に入ったら、また来よう。」


「うん。キランさん、ありがとうございました。またきますね。」


「はい、いつでも来て下さい。」


キランさんは手を振って見送ってくれた。

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