《MUMEI》
草原で迷子
俺たちは、街の中の草原に来ていた。


というより、
迷子になった…。


誰もいない…
草原…


俺たちは座り込んだ。


「ねぇ僕たち迷子になったんだよね…。」


『そうみたいだな…。』


「地図見れば分かるんじゃね?」


『今俺たちがいる場所だって分からないのに、地図開いてもしょうがないだろ。』


「そうだな…。」


テンア以外は、深いため息をついた。

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