《MUMEI》

しかし、氷が薄すぎたため、氷が砕けてしまった。


砕けた氷が、テンアの肩をかすめ、運良くバックの紐も切れ、地面に落ちた。


ムロはもう一度、破壊球を放ったが、テンアは空に逃げた。


すると、空からバックが落ちてき、俺がキャッチした。



空に飛んでいるテンアは肩を押さえていた、血が出ていた。


「ムロ!テンを殺す気か!」


「あ゛ぁ゛ん?ちゃんと手加減してるよ!」

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