《MUMEI》

「この馬鹿熊め!」


「俺様は熊じゃねぇ、虎だ!」


俺はバックから、剣と籠手を出し、籠手をシンヤに渡した。


「ユージ、サンキュー!」


『あぁ。テンアを助けるぞ!』


「当たり前だ!」


「シンヤの言うおとり!」


『無傷は無理かもしれねぇが、最低限に押さえるぞ。』


「うん!」

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