《MUMEI》

『逃げるかよ!テンアを置いて逃げるかよ!』


「俺たちは、テンを助けるために戦っているんだよ!」


「でも私は…、みんなを傷つけた…。」


『そんなこと、どうでもいいんだよ!』


「傷なんか唾つければ治るんだよ!」


「死んだら、そこで終わりなんだよ…。」


アキラは涙を流しながら言った。


「みんな…。あ゛っ!」


テンアの目からまた正気が消えた。

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