《MUMEI》
通学
次の日

『奈緒ー』
またいつもの待ち合わせ場所で木名瀬君が手を振っていた。
『おはよう、木名瀬君』
『おはよー奈緒チョコー』
満面の笑みで手を出してくる木名瀬君。
けど…通行人もたくさん…同じ学校の人もたくさん…。
いくらみんな知ってるからってあたしには落ち着かない環境だった。
『お…お昼ご飯の時に渡してあげるね♪』

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫