《MUMEI》
ジコショウカイ・マキシテン
「おい、入ってこい」

そうして入ってきた転校生を見る

・・・・かっこいい

素直にそう思った

全てを魅了するような感じだった

周りを見てみる

女子たちは固まっていた

男子たちは嫉妬しているように見える

「じゃあ、自己紹介を」

楓先生が促した

「え〜っと、並木涼哉です。よろしく」

えっ、と思った

幼い頃転校していった子の名前だったから

「涼、お前の席は窓側の一番前だ」

愛称らしい呼び方で呼ばれていた

その席に転校生が着くまで見入っていた

「じゃあ、授業始めるぞ」

すぐ、授業が始まった

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