《MUMEI》 赤くなった顔―秀斗―.. ななな…… 何〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!? マジかよ!? 蘭ちゃんと…… 龍が………キスしてる!? (ただの事故だけど) 蘭ちゃんは、赤くなった顔を隠しながら走っていった。 俺が掴んでいた陽斗は唖然としながら、立ち尽くしている。 龍は―…… 思考回路停止状態。 「あ……ごめ…ん…俺、帰るわ」 陽斗はトボトボ歩いていってしまった。 暫くして、蘭ちゃんから 《今日は帰る》 とゆうメールがきた。 「龍―…大丈夫かぁ〜」 龍はまだ顔がヤバイ。 蘭ちゃんとのキスは相当、刺激的だったっぽい。 「龍〜、あんま気にすんな!!」 「……きにするよ」 「はい!?」 「蘭ちゃんとのキス……ヤバかった」 ……キス魔の龍が…… こんなこと言うんだったら、 蘭ちゃんとのキス……は、ただのキスじゃないっぽい! 「龍……嫌じゃなかったか??」 「全然………」 この時、 龍の顔がいきなり赤くなったことに 俺は気づかなかった―…… .. 前へ |
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