《MUMEI》

兄貴『お・お・お・お・落ち着け!…お・お・お前があと1周走ればエエんや!』

オレ『アホか!!? ピットインした隙にオレンジ野郎に抜かれてまうやんけー!!』

岡ヤンは、2位のパンチパーマから10秒ほどのリードしか取っていない。

いくら緊張の糸が切れたパンチパーマとは言えども、岡ヤンがピットインしてしまえば、逆転することは容易いだろう。

そうなればオレが僅か1周で再逆転することなど絶望的なことだった。

だが、このままチェッカーを受けても即・失格負けだ…!


兄貴『行くしか無いやん!!』


そう…


他に選択肢は無かった。

オレの周回数にあと1周加算するしか残された道は無いのだ…

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