《MUMEI》 ………で 「初めまして」 「!!?!」 レスカの『初めまして』にびっくりしたことも重なり フェニックスは何時の間にやら飛び立っててバランスを崩し 俺は なんか、諸要項が重なり脱力… …無様に座り込んだ次第であります …じ、ジンが悪いんだからなっ! ………まあ、何にしろ俺が気づいたこの気持ちは、揺らぐことはないだろう。 俺はジンが大切に想うものを想い、 ジンが護るべきものを護って ジンと共に生きていくためなら、 どんな苦しみも耐えてみせるさ。 なんて、思ったんだ。 こんな、らしくなくてクサイ台詞…。 ジンに言っても「気持ち悪いよお前」で終わるに決まってるから、 心に、しまっておこう。 死ぬ間際になら、言えるだろうか。 なんて、な。 . 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |