《MUMEI》

 唾で絹は透き通り、乳首の形を浮き出させる!

 俺は夢中で代わる代わるその二つの乳頭を吸った。

 忍が腰を捩(よじ)り、股を俺の腹に擦り付けて来た。お互いに獣の様な荒い息を吐き続ける。

 俺は忍の股間に右手を伸ばし強く圧迫した。
 指を蕾の方へ伸ばし会陰の上に這わせる!

「あ!んっ!吾郎さん!いやだっ」

 忍のぱんぱんに張った股間のジーパンの下で、どくんどくんと脈打つ感触が手に伝わる!
 言葉と肉体は全く別々に働いている様だ!

 忍の体が俺に覆い被さる。俺の頭を忍は抱え、俺はさらに忍の乳首を吸った!

 忍は腰を動かし、俺の手を強く挟もうとする。
 俺は手の平を忍の股の間に押しつけ、揉む様に陰茎と陰嚢の膨らみを握った。

「あ・・・ああーっ!」

 忍の肉体は遂にびくんびくんと痙攣し、ジーパンの厚い布地の下で大量の液体が流れ出る感触が俺の手に伝わってきた。

 激しい息を突きながら、忍はぐったりとした。

 俺は優しく忍を抱いて、俺が座っていた布団の上に寝かした。
 忍は息を突きながら目を瞑って横たわった。
 そして俺は忍のタンクトップを脱がしていった。

 夢にまで見たその上半身が露わになった。筋肉質なのだが、脂肪が適度に付いているため、その輪郭は柔らかく中性的だ。
 骨格が華奢なので、鍛えてもその美しいシルエットは変わらないのだろう。そして絹よりもきめ細かい白い肌。
 今は上気して妖艶な桃色となっている。

 胸には俺の唾で濡れてぴんと勃起した乳首。

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