《MUMEI》

 次ぎにジーパンを脱がしていく。

 大きな腰からやっと剥がしても、大腿にジーパンがきっちりと絡みついている。
 脱がせるのに結構力がいる。

 臑毛もないつるとした足。

 腰には黒い光沢のあるビキニのブリーフを履いている。
 自分の魅力をよく分かっているのだろう。

 そのブリーフの陰部の上には、白い精液が通り抜けている。俺はそこに口をつけるとそれを舐めた。

 苦く甘い焦がれた少年の体液。俺は貪り吸った。

 俺は忍の肌を腰から上に舐めていった。

 汗の塩辛い味・・・この上ない柔らかさの下腹に顔を埋めた。
 艶めかしい臍に舌を入れる。
 乳首に再び到達すると、忍の肉体がびくんと波打つ。

「ご・・・吾郎さん・・・キスはしてくれないの・・・?」

 俺は忍の身体の上に乗ると忍を引き寄せ、再び激しく口を吸った!

 色々な角度から舌を這わせ、舐め、吸い、そしてお互いの舌を出して先と先を触れ合う。
 忍が俺の舌を求めると俺の舌は逃げる。
 忍が首を起こして俺を追う。

 先が触れ合う。

 今度は俺が忍を追う。

 俺の一物はこれまでにないほど反り返っていたが、俺は愕然とした!

 大切なことを忘れていた。

 このままでは忍に挿入出来ない!
 ゼリーかなにか無ければ忍を傷つけてしまう!

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