《MUMEI》
帰れない
『なぁ宿に帰らねぇ?』


「そうだな。腹も減ったし!」


「待って!僕たちこんな姿じゃ帰れないよ!」


俺たちは自分の服を見た。


服には血がはつき、破けていた。


たが、テンアの方が酷かった。


服は殆ど血で染まり、お腹の辺りは破け、お腹が丸見えだった。


『そうだな…。こんな姿で街を歩けないな。』


「安心しろ。私に任せろ。」


俺たちは、一斉にテンアを見た。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫