《MUMEI》

一限目

二限目

……

いつの間にか昼休みへ

五限目

……

放課後になってしまった
ミナヅキとレイカは
一言も喋ることはなかった

ところが

一瞬の隙を突いたのか

掃除当番の
ゴミ投げを終えたミナヅキの腕を掴んで

人が滅多に来ない
C棟の渡り廊下まで走っていった

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