《MUMEI》
後悔
『うそっ?無い!』
『マジかよ奈緒!?チョコ?』
あたしは小さく頷いた。


‥なんで‥無いの‥?
確かにここに置いたはず‥。
せっかく作ったのに‥。

無意識に涙が零れた。
もっとしっかり管理しとけば‥。


木名瀬君はあたしに近寄って優しく肩を叩いてくれた。
『落ち着こう‥とりあえず‥ゴハン食べよう‥』
あたしは小さく頷いた。

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