《MUMEI》
頼み
『美味かったよ奈緒♪』

さんざん吉沢充彦を怒った帰り道、笑顔で木名瀬君は言った。

『‥‥あんまり褒めないで‥落ちたのなのに‥』
あたしは顔を俯けながら言った。

木名瀬君は優しく微笑んだ。
『奈緒の気持ちが入ってたから嬉しい♪』
『‥‥‥』
『それでも、納得いかないんなら‥あと1つ欲しいものが‥あるんだけど‥』
木名瀬君は頬を掻きながら顔を真っ赤にした。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫