《MUMEI》

きっとこの少年は、
僕を助けに来たんだ!


僕を
あの世界から
助けに来てくれたんだ!


この
お方は神様なんだ!


でもちょっと
想像とは違うけど…


「神様!僕を助けに来てくれたんですよね?」


僕はウキウキしていた。


「すみません。僕は神様ではないですよ。僕は商人です。」


僕のウキウキは一瞬にして消えたが、商人という言葉に興味が行った。

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