《MUMEI》

「歩けないって人に言われても歩いてないから分からない」

「・・・・」

「葵姉は立って歩いてみたの?」

「・・・ううん。まだ立って歩いてない」

「なら大丈夫。立てるよ、きっと。そして歩けるよ」

「うん」

葵姉は腕に力をいれ車椅子から立った

歩くことはできなかったけど立っていた

「涼哉ちゃん、立てたよ」

葵姉は涙を流していた

「葵姉、痛いの?」

「ううん、うれしいの」

この一連から葵姉は必死にリハビリしていた

僕は葵姉のリハビリ中にアメリカに行った・・・・・・

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫