《MUMEI》

「あっ!」


僕は驚きのあまり、それ以上声が出なかった。


なんと綺麗さっぱり痣が消えていたのだ。


これが僕?


僕だよね…


これが僕の顔…


すごくすごく
嬉しい…


「商人様…いや神様…あれ商人神様?」


自分で何を言っているのかは分からなかったが、涙を流しながら言った。


「あ、あ、ありが…とう…ござい…ます…。」

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