《MUMEI》

今日は珍しく、母さんは仕事に出ていた。


父さんは
いつものこと


テーブルに置き手紙があり、僕は読んだ。


『芙萎へ

今日は会議で早く出ます。

昨日言おうと思ったんだけど、芙萎寝てたから。

ご飯は炊飯器に入ってます。

食べ終わったら、冷蔵庫にしまってね。


お母さんより』


僕は炊飯器から、ご飯を茶碗によそった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫